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セイジ -陸の魚-(2012年 ギャガ/キノフルムズ) [哀]

セイジ①.jpg

セイジ(西島秀俊)  僕(森山未來/二階堂智) 翔子(裕木奈江)
カズオ(新井浩文)  タツヤ(渋川清彦)    マコト(滝藤賢一)
奥貫薫  宮川一朗太  庵原涼香  坂東晴  亀石征一郎  津川雅彦

広告代理店で働く僕は 一通の企画書から忘れていた20年前の夏を思い出していた。そして突き動かされるように 僕は企画書の送り主に会いに行く・・・

1990年代 バブルの熱気が冷めやらぬころ 大学最後の夏休みに僕は 適当な就職先を決めた後 一人で あてのない自転車旅行に出かけた。
自由気ままに自転車を漕ぎ続けて いくつもの街を超えたある日 カズオが運転する軽トラックとぶつかってしまう。

大したケガではなかったが 手当と 自転車が壊れてしまったこともあって僕は 旧道沿いの寂れたドライブイン「HOUSE475」に連れていかれた。

セイジ②.jpg

そこ店の雇われ店主はセイジ。寡黙で自由に生きているように見えるが 時に心を深く捉える言葉を発する。そして夜ごと集まる常連客達に慕われていた。
そんな彼らに強く惹かれた僕は 住み込みで働くようになり 深い哀しみを抱えながら必死に生きる店のオーナー 翔子や常連客の一人で全盲のゲン爺 その幼い孫 りつ子に対して セイジが特別に心を許していることを知る。

セイジ③.jpg

次第と周囲に溶け込み 可愛がられていた僕に 現実へ戻る日が近づいていた。
ある夜 唐突に事件は起こった・・・無差別殺人犯がゲン爺の家に押入り りつ子は両親と左腕・・・そして魂を失ってしまった。
翔子たちは心を失ってしまったりつ子を必死に見舞うが セイジはいつになっても訪れない。

そしてある日 ついに りつ子の元を訪れたセイジは 自らの左腕を切り落としてしまう・・・

昭和テイストの邦画が観たくて いつものTSUTAYAをウロウロしながら手に取った作品がこれでした。
正直 こんな作品があったのかと。言葉少ない中で 西島秀俊 森山森山未來 裕木奈江が 役の情念・情景を震える程に表現していますし 周囲を固める 新井浩文 渋川清彦 滝藤賢一 津川雅彦 そして子役の庵原涼香。
世間的な評価や興行収入は知りませんが まだまだ 私の知らない素晴らしい邦画があると感じた作品です。

                                        (敬称略)
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